おらやたよー。

エヴァがいっぱい当たったああああああ!!<感動

もう本当に長かったですよ。

ただ、これでも初当たり確率が理論値にまだ届いてないんですが・・・。


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さて、本当に今更ながら、CR新世紀エヴァンゲリオン(ビスティ)。

「出玉がない確変」という、「暴走モード」への突入をやはりうまく演出しています。

あの演出はなんかもう、気持ちよすぎですね。

「出玉がない」ということをうまく忘れさせてくれてます。

今まで引いたCRF・湯けむり紀行(三共)やCRシンデレラボーイ(タイヨーエレック)と比べても、一番うまい気がしました。


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というか、この機種は突確スペックを基本に作られたものっぽいですね。

フルスペックでは価値がない「ステップ0」や「セリフなし」を有効活用している感じがします。

※暴走モード(突確)突入時の演出は、「演出なし」・「ステップ0」・「セリフなし」のいずれかから(リーチではなくチャンス目から突入なのでリーチ確定予告はNG)


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フルスペック版みたいに油断していると、いつの間にか1・3・5が揃ってたりするので結構ビックリします。

というか、ミッション中はミッション図柄を見てるのでしばらく気がつきませんでした・・・。


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ただ、残念だったのは、「セリフ予告」時のステップアップとの絡み合いでしょうか。


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・セリフなし+ステップ0→暴走モードに期待

・セリフあり+ステップ1か2→大当たりに期待


上の2パターンはそれぞれに期待できる当たりがあるのでいいんですが・・・。


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・セリフなし+ステップ1か2

・セリフあり+ステップ0


このどちらかが弱い2パターンは、リーチが確定する(暴走モードの可能性はなくなる)けれど、予告としては弱すぎます。

これらがけっこう頻繁に出るので、「今から時間潰すよ」的なリーチが終わるのを待たないといけない感じがしました。

出現率を下げて、レアパターンとしてアツくしてもよかったような気が。


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そして、暴走モード(突確)。

たしかに、確変中にこれを引くと・・・

「ああ、大当たり図柄の乱数がもうちょっとズレてれば出玉あり確変だったかもしれないのに」とか。

「出玉がないのに大当たり回数にカウントするなよ」とか思う人もいるかもしれません。


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でも、今の基準では「通常時・確変時ともに確変割合を変えてはいけない」というルールがあります。

そのために、突確も通常時と同じ割合で出現する事になります。

これは仕方ありません。


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確かに、確変・単発という振り分けだけではなく、突確が加わることで、ヒキによって出玉の差が生じます。

同じ10連チャンでも突確が0回だと10箱、5回だと5箱です。

「出玉あり確変さえ引いていれば」と思ってしまうのも仕方ないかもしれません。


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でも、ちょっと見方を変えてみたらどうでしょう。


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この突確スペックである、CR新世紀エヴァンゲリオンSF(ビスティ)の図柄振り分けは・・・。


・出玉ありの確変大当たり・・・47%

・出玉なしの確変大当たり・・・20%(暴走モード)

・出玉ありの単発大当たり・・・33%


となっています。


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通常時に確変状態に移行するのは、出玉ありなしを含めた確変大当たりです。

つまり、確変突入率は47+20=67%。


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確変中になると、出玉がない限りは大当たりとは呼べません。<出玉なしの確変=現状維持だから

なので、出玉がある大当たりのうち、確変が継続する割合は・・・。

47/(47+33)=47/80=58.75(%)

となります。


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つまり、突確スペックは、確変突入率と確変継続率が異なった数値になるわけです。<あくまでも見かけ上


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確変中の出玉ありの大当たり確率は、1/39.72に突確の割合を引いた80%をかけて1/49.65になりますが、特に気にしないでいいです。<いつかは必ず当たるので

ただし、リーチがかかった時点で考えると、暴走モードに入ることはないので通常時でも確変突入率は58.75%になりますよ。


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そうやって「確変中の突確」を「当たりではなくただのハズレリーチ」と割り切って考えると、けっこう気が楽になりますよ。

つーか、自分で引いたんだから諦めましょう。<これが一番かもしれない


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あと、突確など出玉がない大当たりは、正しくは2ラウンドの当たりです。


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今の基準ではアタッカーにVゾーンを設置しなくていいので、アタッカーに1個も入らなくてもパンクせずに次のラウンドへ移ります。

この1ラウンドは最低でも0コンマ何秒かの開放が必要です。<詳細は憶えてません

そして、大当たりに必要なラウンド数は最低でも2ラウンドです。<たしか

なので、最低ギリギリのアタッカー開放時間と回数で、2ラウンド分の当たりを省略しているわけです。

これは基準上、必ず行わないとといけないために、アタッカー開放中に特別な演出を行ってユーザーの気を逸らしているわけです。<表現がおかしいですね


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ただのハズレの回転時間と同じように、突確の当たり消化に時間をかけないでほしいと思う人もいるかもしれませんが・・・。

「図柄を確定させる=図柄を停止させる」もルールに入っています。

つまり、「突確が当たる→アタッカーが開く」までの間には、必ず突確用の当たり図柄を停止させないといけません。


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普通のハズレの回転時間と同じようにするとしたら・・・。

回転開始直後に突確用の当たり図柄停止(ここですでにいつもと違う)→アタッカー開放→確変突入

となるため、やはり難しいんです。


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あと、はっきりと憶えてませんが、普通の確変でも突確でも、当たった時には「当たりました」という何らかの表示が必要だったかもしれません。<忘れました


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突確だけではなく、突時(突然時短)も加わったCRぱちんこウルトラセブン(京楽)も、同様に考えることができます。

ポイントは、出玉がなく、確率状態が変わらない当たりは基本的に無視するということです。

ただ、この機種での突確は、(77G以上)ハマると出玉減という無駄が発生しますが、必ず当たるものと考えましょう。

突時を引いた場合は77回転以内で当たりを引く可能性を加味して計算しないといけなくなるのでちょっと面倒くさいんですけどね・・・。

そこらへんについては、また今度。


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※以下はちょっとマニアックな解説です


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液晶に写っている見かけ上の図柄ではなく、本当の大当たり図柄(液晶ではなくそばにある7セグとか)だけ止めればいいじゃないかと思う人もいるかもしれません。

確かに、以前はそこだけを止めればOKでした。


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例えば、CRF・花月(三共)を憶えているでしょうか。

あの機種は・・・リーチ中、テンパイ図柄が静止していませんでしたか?

そして、再抽選時になると、止まっていたはずの図柄が再び動き出したりしていませんでしたか?


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あの機種は前の基準だったので、本当の図柄(液晶隅の「−」の部分)がちゃんと仕事をしていれば・・・。

見かけ上の(液晶のメイン部分で動く)図柄を自由に動かすことができたので、リーチ図柄を静止させたり、再抽選時に突然動き出すことができたのです。

もちろん、ラウンド中に再抽選をすることだって可能でした。

CR花満開極(西陣)などで行われていましたよね。

ですが、それらは今では絶対にできない表現なのです。


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今のルールでは、見かけ上の図柄(液晶)は本当の図柄とともに回転&停止することが義務づけられ、その後(大当たり中など)の再変動を禁止しています。


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つまり、本当の大当たり図柄が回転している間は、見かけ上の図柄も回転(揺れ)していなければいけません。

そして、本当の図柄が大当たりで停止した時点で、見かけ上の図柄も大当たりの表示をして、その時点で動くことはできなくなりました。


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でも、現在の基準機の中には、大当たりラウンド中や後に再抽選をしている機種もありますよね。


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しかし、よく見てみると・・・「確変昇格」と表示されていても、大当たり図柄自体が変わることはありません。<大当たり後に「4」から「7」へ変わるとかはありえない

確かに、CRドロンジョにおまかせ(平和)やCRシンデレラボーイ(タイヨーエレック)の場合、ラウンド中に確変昇格しても図柄は変わりませんよね。


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それは、「確変大当たり」を見かけ上の図柄で、「確変確定」図柄と、「確変を含む」図柄にわけているからできるんです。

タイヨーエレックの言葉で言うなら、「チャンス図柄」ということになります。


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例えば、CRF・湯けむり紀行(三共)の場合・・・。<突確スペックです


・奇数図柄=確変

・偶数図柄=確変or単発(チャンス図柄)


となっています。

確変大当たりのうちの何割かを、見かけ上では偶数図柄として表示するわけです。


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そして、偶数図柄で当たった時は、ラウンド終了後に再々抽選が行われます。

ここで、「偶数で揃うけど確変大当たり」だった場合に、確変告知を行うわけです。

この再々抽選で昇格した後、確変が始まる瞬間をじっくり見ると、当たり図柄は先ほどの偶数図柄のままだとわかりますよ。


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また、今のルールでは、「大当たり中は(本物の)大当たり図柄をずっと表示しなければならない」というものもあります。

なので、本当の大当たり図柄(CRF・湯けむり紀行なら7セグ)が、ラウンド中はずっと表示されていますよね。

なので、自分や友人やネットを活用して、確変判別シートを作ってしまえば確変かどうかがラウンド中にわかってしまいます。


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CRぱちんこウルトラセブン(京楽)の場合は、突確は77回転しか電チューがアシストしないので、ハマったからといって確変状態を捨てないようにするためにも、判別が必要です。

多分、ネット上では有志が集って作り上げているでしょうから、しっかり下調べをして打った方がいいと思いますよ。