気付いたのは夜。
昨日は朝から、「何だか眼精疲労かなあ・・・」と思うようなダルさでグッタリしてました・・・。
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「あー肩こるわー」
「あー」
「あー?」
「あれ、他の関節も痛いよ?」
「あれ、リンパ球が腫れてるよ?」
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・・・風邪でした_| ̄|○
全く気付かずに、パチンコの照明がいつもより眩しいわー、眼精疲労きっついわーとか考えてた僕は何事ですか。
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では、CR花いち(西陣)のもうちょっとマニアックな解説です。
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(C)NISHIJIN
▲「寿」チューリップ
まず、液晶の図柄が揃ったら、「寿」チューリップに玉を2個入れます。
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(C)NISHIJIN
▲「猪鹿蝶」チューリップ
すると、「猪」チューリップで、「チューリップを開くかどうかの抽選」を行います。
ここが、本当の大当たり抽選となります。
ちなみに確率は4000/4001。
なので、1/4001だけ「猪」チューリップが開かない、つまり大当たりが発生しない場合があります。
まあ、激レアなので、出たら本当に自慢していいですよ。自虐的に。
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そして、今度は「猪」チューリップが開きます。<4個以上入れましょう
ここに入った玉は、「鹿」チューリップの開放抽選に使われます。
「鹿」の開放確率は486/487です。
まあ、これも普通に当たるでしょう。多分。
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この抽選に当たると、「鹿」チューリップが開きます。<4個以上入れましょう
もうここまでいけばおわかりかと思いますが、これが「蝶」チューリップの開放抽選となります。
「蝶」の開放確率は336/337です。
これに当たると、「蝶」チューリップが開きます。
「蝶」チューリップに入った玉は抽選を行わず、単なる出玉となるチューリップです。
入るだけブチ込みましょう。
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ええと、文字だけで伝わりますでしょうか・・・。
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スルーチャッカー →大当たり→ 「寿」チューリップが開く
↓ 2個
「猪」のデジタルが回る →当たり→ 「猪」チューリップが開く
↓ 4個以上
「鹿」のデジタルが回る →当たり→ 「鹿」チューリップが開く
↓ 4個以上
「蝶」のデジタルが回る →当たり→ 「蝶」チューリップが開く
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つまり、それぞれのチャッカー・チューリップに入った玉が、1つずつ次のチューリップが開くかどうかの抽選を行っているわけです。
そして、当たると順番に開いていくわけですね。
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ちなみに、「猪」・「鹿」・「蝶」にはそれぞれ保留があります。
特に「鹿」と「蝶」には4個。<「猪」は1つ
(※ただし、チューリップが閉じた直後に回転が始まるので、5回ではなく4回しか回せません)
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チューリップの流れは、こんな感じです。
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「寿」に玉を入れる(「猪」の抽選開始)
↓
「猪」が4000/4001に当たると開放
↓
「猪」に玉を入れる(「鹿」の抽選開始・保留4個)
↓
「鹿」が486/487に当たると開放(保留の1回目)
↓
「鹿」に玉を入れる(「蝶」の抽選開始・保留4個)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の1回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の2回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の3回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の4回目・最終)
↓
「鹿」の保留分が回転開始(2回目)
↓
「鹿」が486/487に当たると開放(保留の2回目)
↓
「鹿」に玉を入れる(「蝶」の抽選開始・保留4個)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の1回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の2回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の3回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の4回目・最終)
↓
「鹿」の保留分が回転開始(3回目)
↓
「鹿」が486/487に当たると開放(保留の3回目)
↓
「鹿」に玉を入れる(「蝶」の抽選開始・保留4個)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の1回目)
↓
「蝶」が336/337に当たると開放(保留の2回目)
↓
・・・・・・・・・
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「猪」→「鹿」→「蝶」×4→「鹿」→「蝶」×4→「鹿」→「蝶」×4→「鹿」→「蝶」×4
つまり、「鹿」→「蝶」×4というチューリップの連動が、「鹿」の保留4回転分だけ繰り返されるというわけです。
「猪鹿蝶」は合計で21回開きます。
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まず、一番最初に開く「猪」がハズれた時点で、それ以降のチューリップは開かなくなるので大当たりは終了となるわけです。
というか、この機種のある意味メイン抽選・・・。
ちなみに、「鹿」がハズれた場合は出玉の約1/4、「蝶」の場合は約1/21を損することになります。
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まあ、高確率機の代償として、極稀に出玉が少なくなるときもあると考えてください。
でも、今の一般電役は大当たり中の大当たりがちゃんと出玉をフルに得られるからいいですよ。
以前の機種はその時点で大当たりがリセット(そこから開始)だったので・・・。
大当たり開始直後の1回転目で当たった時のショックは、それはもう計り知れないものでした・・・。
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さて、このCR花いちでは、どうやって大当たり中の連チャンをフル出玉で取れるのかというと。
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(C)NISHIJIN
▲「猪」に注目
先ほど、「猪」チューリップには保留が1個あると言いましたが。
「猪」チューリップで、3つ点灯しているランプの下に、もう1つランプがあります。
これが保留です。
その保留は、大当たり直後に「鹿」開放抽選のために消化されます。
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そこで、再び液晶が大当たりすると・・・。
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(C)NISHIJIN
▲「寿」チューリップ
再び「寿」チューリップが開きます。
ここに玉が入るということは、「猪」開放抽選用の玉が入る=「猪」に保留が入るということです。
そして、大当たり消化時間を過ぎたところで「猪」の保留が回転を始め、大当たりで停止→「猪」が再び開放という流れになります。
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一般電役は、大当たりの消化時間がほぼ一定になるため、その規定時間だけ回転するのを待つようにしているわけです。
なので、大当たり終了直後に「猪」開放抽選が始まり、当選すると再び「猪」からの大当たりのチューリップ連動が始まります。
この、以前の一般電役になかった「出玉の大元になるチューリップの保留(と回転の待ち時間)」を搭載したことによって実現できたというわけです。
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ちなみに、CRナナシーゲット(豊丸)の場合は、メインチャッカーとゲットチャッカーで当たった時はそれぞれ開くチューリップが異なります。
この機種の場合は保留を搭載しているわけではなく、「出玉の大元になるチューリップ」が2つ搭載されているわけです。
そして、大当たり消化時間を逆算して、回転した状態の「大当たり乱数を引いた」もう1つのデジタルが、完全に停止するタイミングを調整しています。
以前、どこかで書いたと思いますが、大当たり中はメインチャッカーとゲットチャッカーの図柄は停止図柄が表示された後もユラユラと動いています。
これは、(大当たり乱数取得時に)図柄を確定させたら大当たりが始まるため、消化中の大当たりが終わるまで図柄を確定させないようにしているわけですよ。
そして、1回目の大当たりが終わった直後にデジタルが完全に静止して、次の大当たりを発生させることによって、2回分の出玉を補償しています。
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CR花いち・・・「出玉の大元になるチューリップ」自体で時間調整
CRナナシーゲット・・・「大当たり図柄が完全に停止するタイミングをメインチャッカー・ゲットチャッカー」自体で時間調整
・・・ちょっとした違いなのですが、それぞれ原理が異なる出玉の放出方法なんですよ。
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最後に、大当たり開始時の止め打ちについて。
「寿」チューリップについては「でした」でも触れましたが、音楽が流れてから打ち出しても早いくらいです。
音楽が流れて1・2秒程度経ってから打ち出しを開始してもOK。
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そして、「猪」チューリップについて。
ここも開くまでに時間が結構あるのですが・・・。
普通のタイミングで「寿」チューリップに2つ入った場合は、「右打ちしてください」の文字が7回目が表示された時くらいに打ち出せばOK。
それまではどこも開きませんので打つと無駄玉になります、要注意。
※ただし、「寿」チューリップに玉が入るまでにかかった時間によって「猪」の開放タイミングは異なる可能性があるのでここも注意
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以上、非常に理屈だらけの一般電役論でした。
いろいろと考えながら打つと機械の仕組みなどがわかって結構楽しいですよ。
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我ながら、マニアックな人だと思ってます・・・ええ・・・_| ̄|○